* 用意するもの *
ヘナ
当店のお勧めへナをどうぞ!(BOHのヘナについて)
インディゴ
白髪の割合が多い方向け。(インディゴ詳細)
白髪の割合が多い方がヘナで染めた場合、赤みが目だって強く発色する事があります。これを落ち着いた「こげ茶」系に落ち着ける為に、このインディゴというハーブで重ね染めをします。 ハケ
無くても塗布できますが、慣れるまではあった方が塗りやすいでしょう。
* サロン用専売品のハケ・手袋入荷しました♪
手袋
素手でヘナを塗ると、手がオレンジ色に染まってしまいます。(インディゴの二度染めにも必要)
* 手にフィットして使いやすく、数回繰り返し使用出来る手袋、ヘナのセットにお付けしています☆
ボール
ヘナを練るのに使います。ステンレスのボール等で結構ですが、アルミ製のものはお勧めしません。 インドではメヘンディボールといって、鉄製のボールを使用します。ボールから溶け出す鉄分がヘナの染め上がりを助け、多少暗めに発色させるといわれます。
日本でも100円ショップなどで入手可能です。(表面がコーティングされたタイプのものの場合、金タワシなどでコート剤をはがしてからご使用下さい。) 紅茶
ヘナを溶く為に使います。
ぬるま湯やミネラルウォーター等でもよろしいのですが、濃い目に煮出した紅茶で溶く事で、ツヤが増し、染まり具合がさらに落ち着きます。(紅茶に含まれるタンニンの効用とも言われています。)インドでは昔からヘナを紅茶で溶いてきたようです。先人の知恵を是非お借りいたしましょう。
ラップ・汚れても良いタオル・Tシャツかケープなど
* さらに工夫して!*
レモン汁
フケ、皮脂、臭い対策に有効です。レモンの酸がヘナの色合いを多少明るめに発色させるようです。(濃赤がお好みの場合にはお勧めしません。)生のレモン汁がお勧めですが、市販のビン入りレモン果汁を使用してもよいでしょう。ヘナペーストを塗る直前に加えます。
ヘアケアハーブ
ヘナを溶く時、当ショップでお勧めのカチュールスガンディ、アムラ、シカカイ(各ハーブの詳細はコチラ)などを、髪質にあわせて加えます。
エッセンシャルオイル
モティアロッシャヘアケアオイル(詳細はコチラ)等、ヘアケア&香りのよいエッセンシャルオイルを数滴、髪に塗る直前にヘナペーストに加えます。
ヘナ独特の草の香りが苦手な方や、より頭皮ケアをしたい方には是非お勧めします。 ヨーグルト・卵など
これらもへナペーストを塗る直前に加えます。ヨーグルトには水溶性のタンパク質、ミネラルたっぷりの乳清。卵にはタンパク質、レシチン等、どちらも髪によいトリートメント成分を豊富に含んでいます。ダメージヘアの回復の助けになります。
ココナツ・ホホバ・オリーブオイルなど
ヘナは髪や頭皮の汚れを吸着しながらその成分を髪の内部に浸透させていきます。痛み具合によっては、皮脂がとれすぎてしまい、パサつきを感じる場合があります。
そこで、痛みが激しい方、乾燥した季節などには、ヘナペーストを練る時に、スプーン2杯〜(ヘナペースト100グラムに対して)のオイルを加えてみてください。ペーストが滑らかになり、仕上がりの艶も増します。
ココナツオイル、ホホバオイル、エクルトラバージンオリーブオイル、スイートアーモンドオイル、冷搾セサミオイル*、椿油、馬油などが髪によいオイルです。ただし、あまり多く入れ過ぎない事です。
* 冷搾セサミオイルは、アーユルヴェーダの基本オイルです。日本でいうならば、「太白ゴマ油」の製法がそれにあたります。
中華料理でお馴染みの一般的な香りの強いゴマ油とは違いますのでご注意下さい。
* ヘナの匂いが苦手な方・・・ココナツオイルを混ぜ込むと、ヘナの匂いが多少軽減するようです。
→無添加ココナツオイル・ホホバオイルのお取扱い御座います。
|
* はじめに *
ヘナ前のシャンプー
ヘナ自体に髪を清浄にする働きがありますので通常は必要ありません。
髪の汚れが気になる場合や、整髪剤を使用している方は、予備洗いをなさってください。ただし、市販のシャンプーやトリートメントには殆どの製品にコーティング剤が含まれています。予備洗いをなさる場合はこれらのシャンプーを御使用なさらず、丁寧に「お湯洗い」をしてください。
*石鹸シャンプーを御使用の方:石鹸シャンプーとヘナの相乗力で皮脂がしっかり取れすぎてしまい、髪の乾燥や痒みを誘う事があります。特に普段から髪のパサつきがある方で、ヘナ前に洗髪が必要な場合は、石鹸シャンプーはご使用にならず、丁寧な「お湯洗い」をお勧めします。
* ヘナペーストを作る *
● 一番簡単なレシピ
1.ヘナパウダーをぬるま湯か、煮出した紅茶で溶いて、マヨネーズ状の硬さを目安に練る。
2.練りあがったペーストを髪に塗り、ラップを巻き、上からタオルなどで頭を保護・保湿して、トリートメントなら1時間程度、しっかり染めなら3時間程度放置した後、よく流します。
基本はこれだけです。
痛んだ髪の為の工夫レシピ
以下では、痛みの進んでしまった髪に、より染色力やトリートメントの結果向上を狙った「工夫レシピ」をご紹介します。慣れてきたら、ご自分にぴったりのレシピをさらに工夫してみてください。
@ ヘナの準備 ボールに必要量のヘナを入れます。髪の量や長さに応じて必要量は異なります。初めての時は少し大目に作るとよいでしょう。(ご参考量 : アゴくらいのボブ、ショートカットの方で50グラム前後、肩下10センチ程度の方なら100グラム前後でしょうか。)
A ヘナペーストを練る(工夫:ヘアケアハーブやオイルをブレンド。より滑らかなペーストに。)
濃い目に煮出した紅茶を、適温まで冷まします。(沸騰したての高温度のままでヘナを溶いてしまうと、ヘナに含まれる色素が一部破壊されてしまうようです。)または一度煮沸してカルキを抜いた白湯、ミネラルウォーター等でも結構です。これを少しづつへナに加え、練っていきます。髪によいヘアケアハーブや、髪によいオイル等を加えて工夫する際はこの時点で一緒に練りこみます。
B ヘナペーストを寝かせる(工夫:よりしっかり色を入れたい。ペーストをさらに滑らかに仕上げる。)
ペーストの硬さがマヨネーズ位になったら、ラップをかけて常温でペーストを寝かせます。水分とヘナが馴染んで、なめらかな状態になり、発色もよくなります。
寝かせる時間は1時間程度でOKです。
* ヘナは水分に溶かしてから、一時間程度で染髪に適した色素が展開します。その後は次第に染力が低下していきます。ペーストを寝かせなくても勿論お使い頂けますが、この寝かせ時間で、ペーストも滑らかになり、塗りやすく、より染まりやすくなります。
* 寝かせ終わったヘナペーストに、レモン汁、ヨーグルト等を加えてさらなるトリートメントの工夫をされる場合、ここでは「硬め」にペーストを仕上げておいてください。
C ヘナペーストを仕上げる
(工夫:ヘアケアオイル、エッセンシャルオイルでヘナの香りを緩和。/ ヨーグルト等を加えてトリートメント力や仕上がり感をアップ)
ペーストを寝かせ終わったら、髪に塗る直前にもう一工夫。モティアロッシャヘアケアオイルや、お好みの髪によいエッセンシャルオイル等を数滴加え、一度練り直します。
レモン汁、ヨーグルト等を入れる場合はこの時点で投入します。ヘナペーストの硬さの最終調節です。
あまり柔らかく仕上げると、塗りやすさはありますが、置き時間中にヘナが垂れてきやすくなります。逆に硬すぎると染まりが今一つになるようです。「仕上がりでマヨネーズ位」を基準に調節してください。
* ヘナを髪に塗る *
ヘナを髪に塗っていきます。
* ゴム手袋をして、ケープを巻いたり、または汚れてもよいT-シャツなどを着ておきましょう。(BOH店長談 : ヘナ用のシャツを一枚用意してしまうと楽チンです。ケープだと胸・腕まわりがガサガサしますが、汚れてもよいTシャツを着ておけば自由に動けて塗るのもラクですよ。)
* お部屋で塗る場合は下に新聞紙などを広めにひいておくとよいでしょう。 * ペーストを髪に塗るのに、ハケを使っても、手袋をした手でそのまますくって髪に塗りつけても結構です。ご自分のやりやすい方法でなさって下さい。
@ ヘナを塗る
頭頂部から順番にヘナを塗っていきます。髪をかき分けながら、出来るだけ地肌から塗りこむような感覚でペーストを頭に乗せていきます。根元から毛先、根元から毛先というイメージでペーストを馴染ませていきます。
髪の長い方★ 塗り終わった部分から少しづつまとめて、頭の上に「お団子」を作るように全体をまとめていきます。(写真ご参考)
白髪のある方★髪の全体をまとめたら、最後にもう一度生え際、もみあげ部に残ったヘナを上塗りしておきましょう。この部分はしっかり染めたい部位ですが、塗布中に比較的ペーストが乾きやすく、ペーストが乾いてしまうと染まりが悪くなります。
A 頭を保護・保湿する 塗り終わったら、ヘナが乾かないようにラップで頭全体を包みます。その上からタオルなどで頭全体をくるんで終了です。
* ヘナ定着までの待ち時間 *
トリートメントが目的であれば1時間ほど。色味をよりしっかりと定着させたい場合は、約2〜3時間〜そのまま放置します。(長く置くほどヘナの定着が良くなります。)
ヘナペーストがゆるめだったり、多量に発汗した場合、置き時間のあいだ、ヘナが耳のサイドや首筋から垂れてくる場合があります。あらかじめ耳のすきまにティッシュなどを挟んでおく、または、タオルの上からさらにヘアバンドなどで固定しておくのもよい工夫です。(あまりきつく頭を圧迫しないように注意しましょう。)
待ち時間は、ゆったりとリラックスしてお過ごし下さい。 待ち時間が終わったら、シャワーでよくヘナを洗い流してください。(頭皮がややオレンジ色に染まることがありますが、数回の洗髪で落ちてしまいます。)
ヘアダイやパーマで髪の痛みが特にひどい方の場合
濡れた状態時には髪がきしんだようになる事がありますが、乾かすとサラサラになります。無理に力を入れてとかしたりせず、十分にタオルドライ後、優しくブローしてください。 ヘナの回数を重ねていただく事で、きしみは改善されます。(ご参考:Q&A「痛んだ髪に初ヘナ…きしみが出た時は」)
>> インディゴを使用した「ヘナ後の色調節」に関してはこちらのページ「ヘナで白髪染め」をご覧下さい。
>> ヘナの保存方法や使用期限など
|